SEAnews 1998-03-28 ArtNo.14357

【シンガポール】杭打ち工事を専門に手がけるＣＳＣホールディングズは26日、シンガポール証取(SES)メインボード上場を目指し、7500万株を1株25Ｓセントで公開した。
この内6000万株は私募に付され、1500万株が公募された。公募幹事はＵＯＢ(大華銀行)が務め、締め切りは4月8日、取引は4月13日からスタートする。
ＣＳＣの1997年12月期営業額は1億3400万Ｓドル、純益は780万Ｓドル、1株益は前年の2.1Ｓセントから3.6Ｓセントにアップした。株価収益率は6.9倍。1株当たり純有形資産は10.2Ｓセントだが、公開に伴う収益を加えると13.6Ｓセントになる。私募及び公募により調達される1770万Ｓドルの内、370万Ｓドルは、借入の返済に、570万Ｓドルは機械設備の購入と技術の向上に、450万Ｓドルはトゥアスの工場用地購入費に、380万Ｓドルは運転資金に当てられる。
ＣＳＣは建設業開発局(CIDB)から、如何なる規模の公共部門入札にも参加できるＧ8の資格認定を受けている。(ST,BT:3/27)