1998-03-27 ArtNo.14350
◆<印度>エネルギーに最大予算枠、通信はゼロ:臨時予算
【ニューデリー】Yashwant Sinha蔵相が25日、国会に提出した臨時予算案は、エネルギー部門に総額の30%に相当する2万9765クローを配分した反面、通信事業には新規予算を配分していない。
シンハ蔵相は、ナショナル・アジェンダにおける公約に基づき国内インフラの改善を最優先すると語った。エネルギー部門に次ぐのは運輸部門の1万4570クローだが、同額は1997/98年度の1万5016クローを2000クロー下回っている。
石油会社は統制価格制度下の政府の付けの支払いを認められたが、支払われた額は直ちに政府債券に投資されねばならない。同債券の発行額は1万2984クロー。同部門の予算配分は1万5389クローとなっている。
発電事業予算は9533.18クローで、公共部門電力事業体への投資費用として8843.93クローが別途配分されている。
電気通信事業の必要経費は予算内及び予算外のリソース1万1136.40クローで賄われると言う。(IE:3/26)
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