1995-04-29 ArtNo.1433
◆<星>西友、ブギス・ジャンクション売上目標達成に楽観
【シンガポール】西友百貨店は27日、総床面積24万平方フィートのブギス・ジャンクション店を正式オープンした。
マー・ボータン運輸相を主賓に招いて開かれたこの日の開店式の席上、高木店長(MD)は、3年内に黒字経営を実現したいと表明、また本社の高丘会長は、目下の小売業不振に特効薬はないが、他店と異なるニッチを見出すことにより、相応な利益を上げられると思う、と楽観的見通しを示した。年間1億1500万Sドルの売上達成を目指す同社は、1日当たりの来店客をウィークデイ2万人、週末は4万5000人と予想している。2週間前のソフト・オープニング以来、会社の昼休み時にブギス・ジャンクションまでMRTで買い物に来る若い女性が目立ち、高木氏は、これは予想していなかったことと語る。同百貨店には西友が60%、香港のウィンオン・グループが40%出資している。両社はブギス・ジャンクションの初年度の業績を見た上で郊外への店舗展開も検討すると言う。(ST,BT,LZ:4/28)
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