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	1998-03-25 ArtNo.14324 
	◆<印度>モダン・グループ、PTAプロジェクト続行か 
	【ムンバイ】財政難に陥ったモダーン・グループに金融機関は1700クローのPTA(純粋テレフタル酸)プロジェクトの棚上げを含む、再編を提案するものと見られるが、モダーン・グループはPTA事業の棚上げには抵抗する見通しだ。 
  HSランカ氏に率いられるモダーン・グループのスポークスマンは、財政難とPTAプロジェクトは無関係で、ダウ・ケミカル子会社の技術支援も得た同プロジェクトは、財務再編とは切り離して処理すべきだと主張している。 
  同スポークスマンによるとインダストリアル・ファイナンス・コーポレーション・オブ・インディアに率いられる金融機関コンソーシアムからはまだ公式の通知は受け取っていないが、ここ数日中に何らかの報告がなされる見通しと言う。 
  モダーン・グループは既に100クロー以上を費やしたPTAプロジェクトにグループの威信を懸けているようだが、アナリストはリライアンス・インダストリーズLtdのPTAプロジェクトに比べモダーンの事業はハイコストなため、PTAの国際価格が低迷する中で、プロジェクトの採算性を立証するのは困難と評している。(IE:3/24) 
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