1998-03-25 ArtNo.14321
◆<印度>M&M、フォードとの合弁事業への新規投資を停止
【ムンバイ】多目的自動車とトラクターの製造で国内業界をリードするマヒンドラ&マヒンドラ(M&M)は、フォードとの50:50の対等出資合弁事業マヒンドラ・フォード・インディアLtd(MFIL)への新規投資を停止する。
M&Mのアナンド・マヒンドラ重役(MD)が23日明らかにしたところによると、これは独自開発した多目的車スコーピオの製造計画に専心するためだが、投資額600クローと見込まれるスコーピオ製造計画への集中は決してフォードとの関係冷却化を意味しない。その実フォードは同プロジェクトに関心を寄せ、サプライ・ベース、テスト施設、専門エンジニアの提供を約束、輸出面でも協力姿勢を見せている。
M&MのMFIL持分は、フォードが新たに220クローを注入後、20%に縮小する。とは言えM&Mもフォードも、将来のある時期にM&Mが再びMFILに投資することを否定しないと言う。(ET,IE,FDTH:3/24)
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