1998-03-25 ArtNo.14316
◆<馬>シーゲート、磁気ヘッド製造にM1.65億投資
【ペナン】ペナン・シーゲート・インダストリーズ(M)Sdn Bhd(PSIM)は昨年以来、薄膜磁気記憶装置ヘッドの製造に1億6500万Mドルを投資しており、マレーシアにおける如何なる施設の閉鎖も計画していない。
PSIMのティム・ハリス重役(MD)が23日に催された磁気ヘッド10億ユニット製造記念式典後語ったところによると、こうした投資は、磁気ヘッド製造における主要な2つの技術的発展に対応したもので、その1つはMR(マグネット・レジスティブ)ヘッドの導入と、30シリーズ・スライダーへの転換である。前者はより小さなスペースにより多くのデータを記憶させることを可能にし、後者はミニチュア化と精密化に関係している。これらの技術に関わるスタッフの訓練にも別に150万米ドルが投資された。
シーゲートはマレーシアにおける7工場に1990年以来、累積12億Mドルを投資しており、ペナンとイポーにおける磁気ヘッドの製造業務には1万2000人が雇用されている。また両工場では同社製スライダーの95%が製造されており、シーゲートは世界の磁気ヘッドの40%を製造していると言う。(NST,MBT,STAR:3/24)
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