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1998-03-25 ArtNo.14312
◆＜星＞Ｓ．パワー、通貨危機に乗じ域内の発電プロジェクトを物色
【シンガポール】シンガポール・パワー(SP)は、通貨危機の影響を受け、資金難に陥った域内の発電事業を物色している。
ＳＰ社のホー・クオンピン会長が23日催されたカラン・ガスワークスの廃業式典の席上語ったところによると、域内の電力需要は大きいが、インドネシア、マレーシア、タイ等では一時的な設備過剰が生じている。またインドや中国の投資機会は依然良好だが、やはり支払い問題に直面するプロモーターが増えている。
域内には豊富な現金準備を有する企業は多くなく、こうした中で強力な財政基盤を有するＳＰ社にとっては、既存の優良プロジェクトを買収する好機が到来していると言う。(BT:3/24)
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