NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
1995-04-29 ArtNo.1431
◆<星>第1四半期のオフィス・ビル不動産価格軟化
【シンガポール】シンガポールのオフィス・ビルの市場価格は昨年回復に転じた後、15カ月間にわたって上昇基調を維持してきたが、今年になって軟化の兆しを見せている。
最近売りに出された一等地の複数のビルに買い手が付かなかったことから、アナリストの間に昨年来の値上がりがあまりに急速だったのではないかとの見方が生じている。コリアーズ・ジャーディン幹部によれば、インターナショナル・プラザの1000-1500平方フィートのオフィス・ユニットは昨年第4四半期には平方フィート当たり1550-1600Sドルだったが、今年第1四半期には1400-1450Sドルに約10%値下がりした。また業界筋によれば、最近売りに出されたフィリップス・ストリートのリッポ・センター(3万8600平方フィート)やアンソン・ロードのエイペックス・タワー(9万320平方フィート)は、その立地条件等からバイヤーの大きな関心を呼ぶものと期待されたが、いずれも買い手が見いだせなかった。また一部のアナリストは、サンテク・シティーのタワー2は最近非公開で出資者等に平方フィート当たり1460-1740Sドルで売却されたが、仮に公開市場で売却されたなら、反応は決して旺盛ではなかったろうと評している。コリアーズ・ジャーディン幹部は「資産価値の上昇が余りに速く、賃貸料の上昇がこれに伴わなかったことから、粗投資収益率は5%から3-4%に下降しており、借り入れの返済額と賃貸収入のギャップが拡大した。また証券市場の不振に加え、米ドル相場や金利動向の先行き不透明が、こうした軟化の一因となっている」と指摘した。(BT:4/28)
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.