1998-03-24 ArtNo.14308
◆<印度>SAIL、自動車用鋼板の製造でTiscoに先行
【ランチ】スチール・オーソリティー・オブ・インディアLtd(SAIL)のBokaroスチール・プラントとタタ・アイアン&スチール・カンパニー(TISCO)が、インド初の自動車ボディー用表面処理冷間圧延シートの製造を競っている。
消息筋によれば、SAILのセンター・フォー・エンジニアリング&テクノロジー(CET)はBokaroの冷間圧延工場(CRM)の事業化調査を目下進めているが、TelcoはCRMの建設地を当初のゴパルプルからジャムシェドプルに移転したこともあって、多少遅れをとったものと見られる。CETは既にピックリング・ラインの改良工事の事業化調査報告書を提出済みで、他の2報告書も間もなく完成する見通しだ。コストは短期プロジェクトが150クロー、長期プロジェクトは950クローと見積もられる。CETは目下最良の技術を提供する外国パートナーを物色中で、資金調達には問題はないとしている。(IE:3/23)
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