【チェンナイ】州政府所有のTamil Nadu Industrial Development Corporation (Tidco)は日商岩井とTiruvannamalai及びSalem産の鉄鉱石を利用したペレット製造プロジェクトに関して協議を進めている。
TidcoがJETROや南部インド商工会議所及びインド日本センターと共催したセミナーの席上、TidcoのR Gopalan会長兼MDが語ったところによると、鉱石の鉄分含有率は57%のため、年間100万トンのペレット製造が可能と見られる。
一方、タミールナドは日本企業にインフラ、石油化学、電子、ハイテク産業領域における多くのビジネス機会を提供できる。例えばTidcoはチェンナイ近郊EnnoreにおけるLNGターミナル+2000MW(メガワット)発電事業を進めており、関係入札の最終選考リストには日本企業2社も含まれていると言う。(ET:3/23)