1998-03-24 ArtNo.14299
◆<星>国立図書館、サービス拡張、ビジネスにも恩恵
【シンガポール】国立図書館局(NLB)は先週水曜、英国国立図書館(BL)と、ボストン・スパーBL文書サプライ・センターへのアクセスに関わる覚書を交換した。
NLBによると、これによりビジネス、産業、科学、技術に関わる最新情報の入手が可能になり、シンガポール業界の情報収集や研究のニーズに応じられる。BLのデータベース“インサイド・ウェブ”へのアクセス・サービスも計画されている。
NLBはまたケント・リッジ・デジタル・ラブ(KRDL)と、資料のデジタル化等6件のプロジェクトに関わる覚書を交換した。
これらのプロジェクトとは、1)NLBのポスター/写真/広告等、過去30年間に蓄積された資料をデジタル化、“バーチャル・ギャラリー・システム”を構築する。2)NLBのオンライン・パブリック・アクセス・カタログ(OPAC)システムと中国のOPACシステムをリンク。その後中国以外のOPACシステムとのリンクも目指す。3)中国語資料の検索システムを構築する。4)インテリジェントFAXルーター技術の導入。5)KRDLのヒューマン・コンピューター・インターフェース・テクノロジーの応用。(BT:3/23)
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