SEAnews 1998-03-24 ArtNo.14297

【シンガポール】インテルは、中小企業がインターネットを通じて低コストな社内ネットワークを構築するのを支援するための新製品“バーチャル・プライベート・ネットワーク(VPN)”を1カ月以内に発売する。
ＶＰＮは、一般の電話や専用回線を用いたネットワークの5分の1のコストで済む。ＶＰＮソルーション用エクスプレス8100ルーターの価格は699米ドル、エンクリプション・ソフトウェアは199米ドル。エクスプレス8100ルーターを備えたオフィス間で有れば、国境を越えたプライベート・ネットワークも構築できる。インテルは目下、シンガポールや域内のインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)と関係交渉を進めている。
インテルは先週またInBusinessと命名された中小企業向けネットワーク製品パッケージを発表した。インビジネスは2～50人のユーザーがそれぞれのＰＣ(ﾊﾟｿｺﾝ)をインターネットを通じてリンクするのに向いている。パッケージを構成する製品は10mbps(ﾒｶﾞﾋﾞｯﾄ毎秒)のイーザーネット・ハブ3つ、100mbpsのファースト・イーザーネット・ハブ3つ、イーザーネット・スイッチ2つ、インターネットへの接続に用いられるインターネット・ステーションから成り、価格は79～909米ドル。
一方、インテルはシンガポールで再販業者やシステム統合業者を対象としたインテル・サティファイド・ソルーション・コンサルタント及びインテル・サティファイド・インテグレーション・スペシャリスト認定コースを開始する。コース期間は1週間、受講料は各1000米ドル。(BT:3/23)