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1998-03-23 ArtNo.14292
◆＜印度＞Ｍ＆Ｍ、新モデル部品のアウトソースに本腰
【ニューデリー】マヒンドラ・アンド・マヒンドラ(M&M)は、今後発売する新モデルの部品に関しては、例えばヒート・コントロール・システム、パネル、タイヤ、ベアリング、その他のエンジン部品等、広範囲にわたり社外から調達する方針だ。
Ｍ＆Ｍは過去1カ月間に南アフリカ、インドネシア、韓国、日本を歴訪、これらの国の自動車部品メーカーの幹部と商談を行った。こうした部品メーカーの工場は最近の経済危機で1週間に僅か3日間しか操業しておらず、為替相場の変動からこうした国から部品を調達するメリットは大きい。
こうしたアウトソースを通じてＭ＆Ｍが最近発売した多目的車ボイジャーの製造コストは約3万5000ルピー削減でき、同社はその利益を顧客に還元する方針を決めた。同社顧客は、近く同モデルを43万8000ルピーで手に入れられるようになる。ボイジャーは売出以来好評を得ており、Ｍ＆Ｍは月産台数も現在の200台から500台に拡大する計画だ。(FDTH:3/21)
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