SEAnews 1998-03-23 ArtNo.14285

【ハノーバー】マルチメディア・デベロプメント・コープSdn Bhd(MDC)の完全出資子会社Meitech Development Sdn Bhdは20日、米国拠点の光ファイバー照明のパイオニア、リモート・ソース・ライトニング・インターナショナル・インク(RSLI)と、50：50の出資率でMDC-RSLIテクノロジーズSdn Bhdを設立する契約に調印した。
MDC-RSLIテクノロジーズSdn Bhdはさらにマレーシアの投資家と共同で払込資本5000万米ドルの新会社リモート・ソース・ライトニング・インターナショナル・マレーシアSdn Bhd(RSLIM)を設立、マルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)内及び東南アジアで照明／ディスプレー・ビジネスを手がける。MDC-RSLIはRSLIMに55％出資する。
この日、国際情報技術(IT)通信事業博覧会CeBit98の会場で催された契約調印式には、マハティール首相も立ち会った。RSLIMはRSLIの製品のマレーシア、インドネシア、タイにおける製造／流通を手がける他、ＭＳＣ内における研究開発(R&D)事業に向こう3年間に5000万米ドル(払込資本)を注入、RSLIの既存光ファイバー照明／ディスプレー技術の改良を図る。
開発された新製品や技術はRSLIMが所有、マレーシア、タイ、インドネシア、ブルネイ、フィリピン、ベトナム、カンボジア、ラオス、ミャンマーにおけるマーケッティングと流通権も認められる。その他の地域の流通権はＲＳＬＩが保持する。(NST,STAR:3/21)