SEAnews 1998-03-21 ArtNo.14279

【ニューデリー】1996／97年度の外国投資承認額(出資額)は前年の102億2000万米ドルから72億8000万米ドルに下降した。
インド産業連盟(CII)のハンドブック・オブ・スタティスティクスによれば、1996／97年度に実際に流入した外国投資は55億6000万米ドルと、前年の48億8100万米ドルを上回った。
同期に輸出額は318億3000万米ドルから331億500万米ドルに、輸入額は363億6900万米ドルから385億4700万米ドルに、それぞれ拡大した。また中小産業の輸出額が3万9921クローに7.6％成長、総輸出の30％を占めた。
しかし通貨供給量の伸びは前年度の13.3％から6.4％に鈍化した。通貨供給の伸び鈍化は、資本財及び消費財部門に影響を及ぼしたが、基本財部門の受けた影響は小さかった。資本財の成長は17.7％から8.3％に、消費財のそれは13.2％から3.9％に、基本財は8.3％から7％に、それぞれ鈍化した。1人当たりの鉄鋼消費量は依然低レベルのため、同産業の成長の潜在性は大きいと言う。(ET,FDTH:3/20)