1998-03-21 ArtNo.14274
◆<馬>違法複製ソフト一掃目指し、全国キャンペーン
【クアラルンプル】国内取引消費者事務省は4月9日から5月8日まで違法な複製ソフトウェアを一掃する全国キャンペーンを実施する。
国内取引消費者事務省規制措置実行本部のヤアクブ・アリ主任が19日イスタナ・ホテルで催されたセミナーの席上語ったところによると、企業は同キャンペーン期間に全ての違法複製ソフトウェアを合法化せねばならない。
同省はビジネス・ソフトウェア・アライアンス(BSA)等から、たった1つのオリジナル・ソフトを購入した後、これを複製してオフィス内で使用している企業が少なくないとの苦情を受けている。こうした行為は1987年著作権法に違反しており、違法コピー1件につき最大1万Mドルの罰金、もしくは最長5年の懲役が科される。
国内取引消費者事務省規制措置実行本部はキャンペーン期間に各職場を訪問、この種の違法コピーが発見されれば、合法化するよう勧告、キャンペンー期間終了後は、厳しい取締に乗り出すと言う。この日のセミナーは国内取引消費者事務省がBSAと共催したもので、ムガ・ジュニド内相が開幕式を主宰した。(STAR:3/20)
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