SEAnews 1998-03-21 ArtNo.14269

【シンガポール】1月の小売り指数は名目(現在価格)で昨年同月比8.4％、実質(固定価格1991年)で7.6％の落ち込みを見たが、昨年12月の名目13.3％の落ち込みに比べ、小幅な落ち込みとなっている。また1月の販売総額は22億9000万Ｓドルと昨年12月の21億1000万Ｓドルを8.5％上回った。
統計局の発表によれば、1月には繊維／既製服／個人用品が名目でも実質でも昨年同月比17％の最大の落ち込みを記録した。昨年第4半期を通じて毎月平均名目29％の下降を続けてきた自動車販売は名目14％、実質9％の下降にととどまり、前月比では名目66％、実質74％の上昇を見た。
1月には雑貨店販売が昨年同月比6％、百貨店／スーパー販売も2.9％、それぞれアップした。しかし家具／家庭用品の販売は6.7％、ガソリン・スタンド売上は4％、いずれも下降した。
1月のケータリング売上は、昨年同月比4.5％の落ち込みを見た。しかしファーストフードだけは14.1％の上昇を見た。(BT,LZ:3/20)