1998-03-20 ArtNo.14257
◆<馬>プロトン、売上60%ダウン
【シャーアラム】プルサハン・オートモビル・ナシオナルBhd(プロトン)は1998年4月1日にスタートする来年度国内売上が60%下降するものと予想している。
プロトンの親会社DRB-Hicomグループのモハメド・サレー・スロン会長が18日語ったところによると、予想される販売の落ち込みに対応して生産計画にも調整が加えられる。年産能力28万台のシャーアラム工場は昨年23万台を生産した。
一連のセールス・キャンペーンが実行され、自動車購入ローンも利用できるようになったことから、今月から売り上げが上昇に転じるものと期待されている。
一方、輸出は現行年度の3万台から来年度は5万2000台に拡大する見通しだ。オーストラリア、英国、ドイツが引き続き主要市場になるが、チリ、スロバニア、エジプト等の新市場の開拓も図る。第2国産車メーカープロドゥアと共同でエジプトに製造拠点を設ける構想に関して、サレー氏は目下適当な現地パートナーを物色していると語った。
この日はグループ傘下のオートモーティブ・コープ・マレーシアSdn Bhd(ACM)によるイスズFシリーズ大型車の売出が行われたが、同社は月間少なくとも90台を販売、国内大型貨物車市場の20%のシェアを占める計画だ。(NST,MBT,STAR,BT,LZ:3/19)
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