1998-03-17 ArtNo.14213
◆<馬>HP社、64ビット・チップ時代リードに自信
【クアラルンプル】ヒューレット・パッカードは、早くからインテル・コープの次世代コンピューター・チップIA-64(インテル64ビット・アーキテクチャー)の開発を支持してきたことから、来年新チップが発売された際には、新テクノロジーの応用面で他社をリードすることに自信を抱いている。
ヒューレット・パッカード・セールス・マレーシア(HPSM)のK.ラーマン重役(GM)が先週語ったところによれば、同社は1993年からインテルの新技術の開発を支持してきたが、大部分の競争者は最近になって初めて支持を表明したに過ぎない。早期に支持を表明したと言うことは、早くから準備を整えてきたことを意味し、特にHP社独自のPA-RISCプロセッサーからIA-64に転換するものは、抵抗や違和感を抱くこと無く移行を行うことができる。
IDCの調査報告によればHP社は1996年にはコマーシャルUnixサーバー市場の52%のシェアを占めており、1997年のシェアは一層拡大したものと見られる。こうした中で新生代チップが売り出された際には、エンタープライズ・システム市場、とりわけコマーシャルUnixサーバー市場における支配的地位を一層強化できる見通しと言う。(コンピュタイムズ:3/16)
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