1998-03-16 ArtNo.14201
◆<印度>英国ナショナル・グリッド、KEBと合弁で送電線敷設
【マイソール】英国企業ナショナル・グリッドは、カルナタカ電力局(KEB)と進める750クローのマンガロール/バンガロール間の送電線敷設計画を認可された。
KEBのK.P.Singh会長によると、なお関係する2協定への調印が残されているものの、工事に着手することができる。
残された2契約の1つは出資率に関するもので、KEBは同事業に26%出資する。これに伴い向こう2、3年間に60クローを注入する必要があるが、資金調達に問題はない。第2の契約はヒート・レート、停電補償、送電キャパシティー等の技術問題に関わるもの。
関係入札にはナショナル・グリッドの他、タタ・エレクトリック等も応札したが、インフラストラクチャー・リーシング・アンド・ファイナンシング・サービシズ(IL&FS)は前者を高く評価、KEBも技術的見地からナショナル・グリッドをパートナーに選んだと言う。
送電線網はマンガロールのCongentrixとナガールジュナ両発電所から合計約2000MW(メガワット)、バンガロールの複数の発電所から約600MWの電力を収集する役割を果たすが、少なからぬ関係発電プロジェクトが依然として様々な問題に直面しているとされる。(FDTH:3/14)
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