1998-03-12 ArtNo.14156
◆<印度>アルキャンにUtkalアルミナ事業への20%出資要請
【ムンバイ】Utkal Alumina International Ltd(UAIL)は、火曜に催された取締役会においてカナダ企業アルキャン・アルミニウムLtdにオリッサ州における4000クローの合弁事業に20%の出資を求める方針を正式に決定した。
インディアン・アルミニウム・カンパニー(INDAL)のVijaya Sampath副社長兼秘書長によると、オリッサ州政府から取得した用地における関係工事が近く着工される。
合弁会社の自己資本は1600クローで、Indalは内278クローを向こう3-4年間に注入、アルキャンは320クローを投資することになる。両社以外にはタタ・インダストリーズ、ノルスク・ヒドロがプロモーターに名を連ねている。UAILは100%輸出志向ユニットのステータスを得ている。
しかしアルキャンが最近Indal株主に対して提案した20%を上限とする公開買付提案が完全に実行されるなら、アルキャンのIndal持分は現在の34.6%から55%近くに拡大する。したがってアルキャンは過半数権益を握る子会社とともにUAILに出資することになるが、アルキャンのSuresh Thadhani副社長兼CFOは、まだそうした問題に関して検討は加えていないと語った。またUAILスポークスマンも同社取締役会においてアルキャンのIndalに対する公開買付問題は取り上げられていないと語った。(FDTH:3/11)
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