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1998-03-10 ArtNo.14128
◆<印度>業界、苛性ソーダ・プロジェクトを揃って棚上げ
【ニューデリー】少なからぬ苛性ソーダ・プロジェクトが棚上げにされたり、大幅に規模が縮小されている。
これらにはリライアンス・インダストリーズLtd(RIL)のSurat、Motikhardi、Digvijagram、Jamnagarにおける合計年産881万トンのプロジェクト、グジャラート・アルカリ&ケミカルズのBharuchにおける年産5万トンのプロジェクト、プレスティッジ・ファイバーズのMuzzafarnagarにおける年産3万3000トンのプロジェクトが含まれる。
アルカリ・マニュファクチャラーズ・アソーシエーション・オブ・インディアのYRシン常務理事(ED)によれば、プロジェクトが棚上げされた原因には、関税引き下げに伴う輸入品との競争の過熱、電力の不足とハイコスト、修正付加価値税(MODVAT)に絡む手続き問題が挙げられる。
例えば苛性ソーダの生産コストの66%を占める電力のユニット当たりコストは、インドでは2.50-2.75ルピーであるのに対し、国際価格は0.50-1.95ルピーに過ぎない。この他、発電施設の輸入に対する25%の関税や燃料油に対する30%の関税も、国内における製造コストを高めている。これに対して苛性ソーダの輸入税は過去4年間に110%から30%に引き下げられたと言う。(IE:3/9)
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