|
1998-03-09 ArtNo.14111
◆＜印度＞ＵＦ政府、４０件総額８０００クローの鉄道事業を承認
【ニューデリー】統一戦線(UF)政府は、40件、総額8000クローを超える鉄道関連プロジェクトを、計画委員会や拡大理事会に諮問も求めず、一括承認した。
内閣経済委員会(CCEA)が先週の会議で承認した新鉄道路線や軌道ゲージの調整に関わるこれらのプロジェクトは、ラム・ビラス・パスワン鉄道相、グジュラル首相、ゴウダ前首相の出身地ビハール、パンジャブ、カルナタカの3州に集中している。
行政規則上、50クローを超えるプロジェクトは先ずレイルウェイ取締役会、そして計画委員会と、大蔵省代表らが参加する拡大理事会の承認を経た上でＣＣＥＡに提出されねばならない。
こうしたバイパス行為は今回初めてのことでなく、拡大理事会はこれ以前から、不満や不服を訴えてきた。ある種の政治的配慮の下に少なからぬ不採算プロジェクトが認可されたため、レイルウェイは財政難に直面しているとされる。(FDTH:3/7)
|