1998-03-05 ArtNo.14064
◆<印度>エンロン、近くダブホール発電所へのナフサ納入業者を指名
【ムンバイ】Dabhol Power Co(DPC)の主要出資者で燃料マネージャーも務めるエンロン・インターナショナルは、2450MW(メガワット)発電事業第1期プロジェクトの燃料納入業者を近く指名する。
消息筋によれば、最終選考リストには、クエート・ペトローリアムCo(KPC)、バーレーン・ナショナル・オイルCo(Banaco)、三井物産が含まれているものと見られるが、インドの国内石油会社は含まれていないもようだ。25億8000万ルピーの第1期プロジェクトは1998年6月に試運転を開始、1998年12月15日に商業運転がスタートする。年間最大85万トン、最低50万トンの燃料が必要とされる。
エンロンは湾岸FOB価格でトン当たり128-130米ドルを目安にしているものと見られ、また運送料+プレミアムは20-21米ドルの範囲と想定しているようだ。(ET:3/4)
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