1998-03-04 ArtNo.14050
◆<印度>IPP、電力省に金融条項の期限延長を陳情
【ムンバイ】液体燃料を用いた発電所の建設を計画する独立電力供給業者(IPP)らは、金融アレンジの最終期限の延長を電力省に求めている。
消息筋によれば、この種のプロジェクトを手がけるIPP100社ほどの内、80社前後は、国営石油会社や民間石油会社との燃料供給協定(FSA)の調印にはこぎつけたものの、依然として金融アレンジの交渉を続けている。これらのIPPが最終期限の3月31日までに交渉を妥結させるのはほとんど望み薄と言う。
IPPから電力の供給を受ける各州の電力局は、IPPが石油会社との間で結んだ燃料供給契約の価格は高過ぎると見ており、このため金融機関は融資に消極的になっていると言う。(ET:3/3)
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