1998-03-04 ArtNo.14047
◆<馬>ウタラ医院、世界に先駆け電子患者登録システム導入
【クアラルンプル】クダ州アロル・スタルのUtara Specialist Centreは、マルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)フラッグシップ・アプリケーションの1つ、テレメディシン計画の一環として、世界に先駆けウェブ・ベースの電子患者登録システム“ペーシャント・インフォメーション・フォルダー(PIF)”を導入する。
PIFシステムはソフトウェア・インターナショナル・コープ(M)Sdn Bhd、インペリアル・カレッジ・ロンドン、ユニバーシティー・オブ・サザン・カリフォルニアが共同開発したもので、クリム・テクノロジー・マネージメントSdn Bhdがその運営に当たる。
インペリアル・カレッジ・ロンドン生物科学・医学システム学部のリチャードI.キットニー教授が2日、マハティール首相も出席した“ヘルスケア・オープン・ネットワーク・インフォメーション・テクノロジー・システム”と題する講演会後記者会見したところによると、試運転は向こう3ヶ月間にわたり実施され、クリム・テクノロジー・マネージメントがその使用状況をモニターする。
同様のシステムは1カ月以内にロスアンゼルスとロンドンの病院にも導入されるが、マレーシアが先陣を務めることになると言う。(MBT:3/3)
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