1998-03-03 ArtNo.14027
◆<星>WBL、サービス・ロジスティクス・センター開発
【シンガポール】シンガポール証取(SES)上場のWBLコープはジュロンに所有する3万3900平米の土地にテクノロジー・サービシズ&ロジスティクス・センターを開発する計画を実行に移す。
WBLのタン・シーホン女史によれば、第1期プロジェクトは2001年に完成し、これには総面積の3分の1を占めるグループ独自の自動車/工業機器サービス・センターが含まれる。タン女史は投資額には触れなかった。
ホランド・ロード付近、コーンウォール・ガーデンの高級バンガロー10軒は、当初3軒が各1290万Sドルで販売されたのに続き、目下2軒の売却交渉が最終段階を迎えているが、残りの5軒については、2年契約月額2万Sドルで賃貸する計画だ。
マレーシア企業タン&タン・デベロプメントBhdと共同でクアラルンプル市内に7400万Mドルを投じて開発中の商業不動産は予定通り今年初に完成する。通貨危機の影響はそれほど受けておらず、1997年9月末までに40%の小売りスペースの賃貸契約が結ばれ、その後もテナントは増えている。
自動車ビジネスについては、1997年9月期のジャガー/ロールス・ロイスの販売は16%減少したが、高級車市場におけるシェアは34%から43%にアップした。今年末にはジャガーX200を発売、下半期にはロールス・ロイスの新モデルも市場に投入する。同社は年間合計250台の販売を目指している
セスダック登録の子会社ウェンズ・インターナショナルのシンガポール証取(SES)メイン・ボードへの格上げは、昨今の低調な市況を配慮し、延期する方針を決めたと言う。(ST:3/2)
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