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1998-02-28 ArtNo.14006
◆<印度>INDAL、精錬所発電施設の建設をタタに発注へ
【ムンバイ】インディアン・アルミニウム・カンパニーLtd(INDAL)はオリッサ州Hirakudのアルミ精錬施設付属発電施設の建設をタタ・エレクトリック・カンパニーズ(TEC)に委ねる計画で、最終協議を進めている。
INDALはオリッサ州におけるボーキサイトの新採掘権を獲得したことから、昨年初にHirakud精錬所のキャパシティーを6万トンに倍増する方針を決めた。同精錬所の稼働率は現在100%で67.5MW(メガワット)の付属発電施設は88%の稼働率となっている。拡張プロジェクトのコストは総額500クローと見積もられる。
Hirakud精錬所のキャパシティーは1996年にカルナタカ州Belgaum精錬所から144ポットが移転された際に6000トンほど拡張されたが、この時点で深刻な電力不足に見舞われ、Belgaum精錬施設は完全に操業を停止、ケララ州Alupuramの精錬所も半身不随に陥った。このためIndalはアルミニウム地金の供給を社外に依存せざるを得なくなっていた。
Belgaumの7万3000トンの精錬所に100MWのキャプティブ発電施設を設ける計画は、政府の新液体燃料供給政策の下、紆余曲折を強いられたが、米国のコースタル・パワーにBOOT契約を発注、ヒンドスタン・ペトローリアム・コーポレーションと燃料供給契約も結んでいる。(IE:2/27)
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