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1995-01-14 ArtNo.140
◆＜星＞ＣＤのＳＭサミット、公募資金で豪州に新工場建設
【シンガポール】コンパクト・ディスク(CD)メーカーのＳＭ・サミット・ホールディングズは12日、セスダック登録を目指して額面10Ｓセントの新株及び譲渡株合計4880万株を1株56Ｓセントで公開した。
内1950万株は機関投資家を対象とした私募分で、1220万株は従業員および同社関係者に配分される。株式公開に伴う収入1900万Ｓドルのうち500万Ｓドルはシドニー工場の開設に、1100万Ｓドルは借入金の返済に、270万Ｓドルは運転資金に充当される。この日の記者会見で、リー・ホンティアム重役(GM)は、シドニーに新工場を設けることによりオーストラリア市場のシェア拡大に本腰を入れると語った。同社のオーストラリア向け輸出は89～93年の間に250％拡大、10％のシェアを握っている。81年にオーディオ・テープ・メーカーとしてスタートした同社は現在、シンガポールＣＤ市場の70％のシェアを掌握、年間ＣＤ生産能力は600万枚にのぼる。今四半期中にはウビ・ロードの新工場に移転する計画で、これにより生産能力は更に倍増する。マレーシアの関連会社も同国唯一のＣＤメーカーとなっている。(ST,BT,LZ:1/13)
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