1995-04-26 ArtNo.1399
◆<比>第1四半期の諸指標、国内経済成長の好調示す:NEDA
【マニラ】フィリピンの今年第1四半期の経済諸指標は国内経済の堅調な成長持続を裏付けている。
全国経済開発局(NEDA)が24日発表したところによれば、第1四半期の国内経済成長率は昨年同期の2.4%を上回る5.1%に達したものと見られる。正確な数字は来月発表される。今年1月の産業生産指数は昨年同月比24.2%アップした。16業種中14業種の指数がプラス成長を遂げ、特に運輸、木製品、飲料、製紙部門の好調が目立った。また年初2カ月間に投資局の認可を得たプロジェクト総額は266億ペソ(S$15億)にのぼり、外人投資プロジェクトが全体の67.6%を占めた。1月の輸出成長率は20.5%を記録したが、2月には更に36%の成長が実現され、この結果貿易収支の赤字は10億5000万ルピアに縮小した。(ST:4/25)
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