1998-02-26 ArtNo.13975
◆<印度>LCV市の場縮小で、Telcoに最大の打撃
【チェンナイ】インド軽商用車(LCV)市場は1997年4月-1998年1月の10ヶ月間に顕著な縮小を見、マーケット・リーダーのタタ・エンジニアリング・アンド・ロコモーティブ・カンパニー(Telco)が最大の打撃を被った。
同期間に国内で販売された6-9トンのLCVは1万4729台と、前年同期の2万2439台から大幅な落ち込みを見た。Telcoの同期の国内販売台数は46%減の6191台、市場シェアを51%から42%に縮小した。
他社についてもEicherは28%減の3364台、アショック・レイランドは14%減の2526台と、いずれも販売台数を縮小させた。しかし市場シェアについてはTelcoの失地を取り込んで、Eicherは21%から23%に、アショック・レイランドは13%から17%に、スワラジ・マツダは13%から16.6%に、それぞれ拡大した。またEicherは国内販売の不振を輸出で挽回している。
こうした中で各社はディスカウントや低利ローン・スキームをオファーし、顧客の獲得に鎬を削っている。(IE:2/25)
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