1998-02-26 ArtNo.13973
◆<印度>エンロン、来月中にDabhol発電事業契約発注
【ニューデリー】米系多国籍発電事業会社エンロンは、マハラシュトラ州Dabholにおける1444MW(メガワット)の発電事業のエンジニアリング/資材調達/建設(EPC)契約を来月中に発注する。
エンロン・インディアのサンジャイ・バトナガル重役(CEO)が24日語ったところによると、契約額は1000クロー前後と見込まれ、ABB、ジェネラル・エレクトリック、三菱等が最終選考リストに名を連ねている。
これは2184MWのDabhol発電事業の第2期分で、エンロンは同プロジェクトと並行して500万トンの液化天然ガス(LNG)の輸入を計画している。Dabholプロジェクト自体には200万トンのLNGが必要とされ、残りはインド国内の他の発電事業に売却される。
Dabholの第1期プロジェクトでは740MWの発電施設が設けられ、同工事は今年末までに完成する予定だ。
インドにおけるエネルギー事業に50億米ドルの投資を予定するエンロンは、タミールナド州Ennoreにおける2000MWのLNG発電事業では三菱と組んで入札している。(IE:2/25)
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