1998-02-25 ArtNo.13951
◆<星>ゲイツ氏、来月シンガポールワンに関する新構想発表
【シンガポール】マイクロソフトのビル・ゲイツ会長は来月シンガポールを訪れた際にシンガポール全土をカバーする広帯域マルチメディア・ネットワーク“シンガポールワン”に関する重要なアナウンスメントを行う。
マイクロソフト・シンガポールのソー・ケンワイ重役(MD)は23日、以上の消息を明らかにするとともに、マイクロソフトはシンガポールワン事業に今後一層深く参画する方針だと語ったが、重要発表の詳細は明らかにしなかった。
ゲイツ氏はメルボルン、シドニー、クアラルンプルを歴訪後、19日にシンガポールを訪れるもので、同日午前中に企業幹部(CEO)らとの会合で“コネクテッド・コミュニティー:エンパワーメント2001”と題するスピーチを行うが、その際、シンガポールワンに関する重要発表が行われるものと見られる。
ゲイツ氏はこの日午後には、“コネクテッド・コミュニティー:リビング・ザ・ウェブ・ライフスタイル”のテーマで講演を行う。同講演会には3500人の参加が予想されている。講演会への出席は無料だが、マイクロソフト・シンガポールに予約し、チケットを手に入れる必要がある。(担当Tania--TEL:275-0070)
マイクロソフトはこれまでシンガポールワンに対する関心を繰り返し表明してきた。ゲイツ氏は昨年、オンライン・シティー・ガイド“サイドウォーク”のシンガポール版を設ける構想を明らかにしており、国家コンピューター局(NCB)は同社が関係プロジェクトに数百万ドルを投資するものと予想している。(BT:2/24)
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