SEAnews 1995-04-26 ArtNo.1395

【クアラルンプル】トラクター・マレーシア・ホールディングズBhd(TMHB)は、シンガポール拠点のＰＳＶインダストリアルPte Ltd及び地元企業フィラマ・エンジニアリングSdn Bhdと51：29：20の出資率で、払込資本700万Ｍドルの新会社ジュルコーチ・テクノロジーSdn Bhdを設立、バス及びコーチの車体製造に乗り出した。
シンガポール企業と英国企業ＰＳＶの合弁会社ＰＳＶインダストリアルは乗客輸送や特殊車両設計の経験を有し、ヌグリ・スンビラン州拠点のフィラマ社はトレーラー、タンクローリー、ボックス・バン、低荷台トラックの設計／製造会社として知られている。ヌグリ・スンビラン州スルンバンに設けられた新工場は今年初から既に操業を開始しており、年間約150ユニットのバス及びコーチ車体を製造、向こう3年間に年商6000万Ｍドルの実現を目指している。また地元部品使用率は現在の75％から3年内に95％に高められると言う。(NST:4/25)