1995-04-26 ArtNo.1393
◆<馬>豪州企業ANI、J州にM$2500万廃油処理施設建設
【メルボルン】マレーシアン・シップヤード・アンド・エンジニアリングSdn Bhd(MSE)とクォク・グループ傘下のCWMエンバイロンメント社の合弁に成るテクノ・インダSdn Bhdは、オーストラリアン・ナショナル・インダストリーLtd(ANI)に、タンカーの廃油をエネルギー及び軽油に再生する装置を建設するターンキー契約を1400万Aドル(M$2500万)で発注した。
ANIが発表したところによれば、ジョホール州に建設される再生装置は年間1万2000トンの廃油を処理する能力を持つ。修理のためドック入りした原油輸送タンカーから採取されたスラッジは焼却され、スチームや電力に、また廃油は再生処理後、販売可能なオイルや浄水に転換される。すでに同プロジェクトの環境アセスメントはマレーシア当局の認可を得ており、関係工事は96年中に完成すると言う。(NST:4/25)
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