SEAnews 1998-02-21 ArtNo.13905

【シンガポール】シンガポールのコンドミニアムは設備、建具類、仕上がりで第2位にランクされ、民間住宅の国際水準が立証された。
不動産コンサルタントのナイト・フランクが19日公表した世界の主要7都市(ｼﾝｶﾞﾎﾟｰﾙ/東京/香港/ｼﾄﾞﾆｰ/ﾛﾝﾄﾞﾝ/ﾆｭｰﾖｰｸ/ﾊﾟﾘ)のコンドミニアム比較調査レポートによると、シンガポールの高級コンドミニアムの価格は1平方フィート当たり2000Ｓドルと、香港(同3670Sﾄﾞﾙ)、ロンドン(同2080Sﾄﾞﾙ)に次いで3番目、中級以下のコンドミニアムでは香港、東京、ロンドンに次いで4番目に高かった。
同調査のデータは昨年10～11月に収集されたもので、民間住宅は高級(ﾊｲｴﾝﾄﾞ)、中級(ﾐｯﾄﾞﾚﾝｼﾞ)、一般(ﾏｽﾏｰｹｯﾄ)の3つに分類されている。シンガポールではフォー・シーズンズ・パークを高級、ホランド・ピークを中級、キャッスル・グリーンを一般のモデル物件として選び、他の6都市の同レベルのモデル物件と比較している。
香港のコンドミニアムはプールやテニスコートなどの標準的設備はもとよりエアロビクス施設やビデオ・ゴルフ・ルームなどもあり、設備でトップにランクされた。これに反してパリのコンドミニアムは設備、建具類、仕上がりで最下位となっている。(ST:2/20)