1998-02-19 ArtNo.13876
◆<馬>外国石化企業2社、J州にM$20億投資約束
【ジョホール・バル】外国の石油化学会社2社がジョホール州のタンジュン・ランサ・ヘビー・インダストリアル・パーク(TLHIP)に20億Mドルの投資を約束、別に少なくとも7社が合計90億Mドルのプロジェクトを携え同パークに進出することに関心を寄せている。
ジョホール・コーポレーションBhd(JCB)のムハマッド・アリ・ハシム重役(CEO)が17日語ったところによれば、2社中の1社はチタン・グループで、同社は新石油化学プラント用に101haの土地を既に確保している。他の1社は9ヶ国の30工業団地を視察した後、TLHIPへの進出を決めた。
JCBは子会社のジョホール・テクノパークSdn Bhdを通じて、2200haの土地におけるTLHBの開発を段階的に進めている。これまでに3億Mドルが投資され、さらに5000万Mドルを投じて港湾を建設することが計画されている。
JCBが本業とする農園事業も好調で、同社は年間20万トンのパーム油を生産しているが、トン当たり国際価格は2000Mドルを超えている。しかし1億Mドル以上の米ドル建てローンの返済負担で、業績はあまり芳しくないと言う。(NST:2/18)
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