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1998-02-19 ArtNo.13872
◆＜星＞店頭薬品市場、今後５年間年率１１－１５％成長
【シンガポール】シンガポールにおける店頭薬品(医師の処方箋を必要としない)市場は向こう5年間に、年率11－15％成長する見通しだ。
エコノミック・コンファランスが17日シャングリラ・ホテルで主催した“アジアにおけるヘルスケア・システム”と題するセミナーの席上、Merck Sharpe and Dohme CorporationのThierry J. Poirot重役(MD)が語ったところによれば、シンガポールの店頭薬品市場規模は3億Ｓドル前後と見られ、同部門はヘルスケア産業の中で最も急速な成長を遂げている。ＡＩＤＳの特効薬等、何らかの主要な新製品が登場しない限り、処方薬市場は縮小し、店頭薬にその地位を奪われる見通しだ。
グラクソ・ウェルカムのKal Sundaram重役(MD)もこうした見通しに同意、シンガポールの売薬市場は米国に比べ未成熟なことから、今後の成長の潜在性は大きいと語った。(BT:2/18)
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