1998-02-19 ArtNo.13871
◆<星>データクラフト、US$10億ビデオ会議ビジネスに照準
【シンガポール】通信システムのスペシャリスト、データクラフトはアジアにおけるビデオ・コンファランシング・ビジネスが向こう3年間に3000万~4000万米ドルの売上をもたらすものと期待している。
データクラフト・アジアは17日、世界のトップ、ビデオ会議システム製造会社、米国拠点のVTELコーポレーションと、後者製品のアジア11ヶ国における販売契約を結んだ。
データクラフトのロン・キャテル重役(ED/COO)によると、アジアのビデオ会議システム市場は2000年には、10億米ドルに達し、世界市場の20%を占める見通しだ。アジア諸国の総合サービス・デジタル・ネットワーク(ISDN)の使用料は大幅に下降しており、一部の国では80%も値下がり、国際ダイヤル通話(IDD)並みになっている。
VTELのジェリー・バンソン社長によると、ナスダック登録のVTELの昨年7月締め年度営業額は1億9100万米ドルで、米国における売上が75%以上を占めたが、2001年の営業額は10億米ドルに達し、内40%が欧州/アジア等の米国以外の売上で占められる見通しだ。(ST,BT,LZ:2/18)
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