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1995-04-26 ArtNo.1387
◆<星>コナー、US$4.5億テープドライブ出荷目指す
【香港】米国コナー・パリファラルズはテープ・ドライブ新製品の製造業務を日本からシンガポールに移転し、来年末までにシンガポールから世界市場に4億5000万米ドルの出荷を目指している。
コナー社のケンジ・イーグナー課長(テープ・ドライブ・セールス担当)によると、テープ・ドライブ新製品のトラバンは契約生産業者の松下寿エレクトロニクス・シンガポールにより生産され、96年末までに200万台がシンガポールから出荷される見通しだ。当初トラバンの生産は日本でスタートするが、円高からその後全ての製造業務がシンガポールに移される。しかしコナー社自身のシンガポール工場は容量の小さい記憶媒体を製造し、トラバンの製造は手掛けない。 トラバンは200MB(メガバイト)から4ギガバイトの記憶容量を持つが、同製品を開発した米国拠点の3M社は96年までに記憶容量を15ギガバイトまで拡大できるとしている。同製品の開発に1億米ドル近くを投入した3Mはより多くのテープド・ライブ・メーカーが新スタンダードに沿った製品を製造するようになると予想している。3Mは、トラバンの開発でコナー、ヒューレット・パッカード、ソニー、Exabyte、Rexon、Iomegaと提携したが、目下コナーと共同で別の新製品の開発を手掛けているようだ。イーグナー氏によると新技術アーキュレイト・スキャンを応用した製品は来年3月以降に市場に投入され、当初15ギガバイトの記憶容量を持つ見通しだ。同社のパートナーはその開発に2000万米ドルを投じたと言う。(ST:4/25)
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