1998-02-18 ArtNo.13861
◆<馬>昨年の外国投資、米国がトップに
【クアラルンプル】マレーシア工業開発局(MIDA)が昨年受理した、外国投資申請総額は316億4000万Mドルと、前年を22.6%下回った。
MIDAが16日発表したところによれば、国別では、米国が39件、37億3800万Mドルでトップ。内訳を見ると、石油化学を含む石油製品が19億700万Mドル、電子電気が12億8500万Mドルと、両部門だけで全体の85%を占めた。電子電気関連プロジェクト13件中、半導体事業1件(約11億Mドル)だけで、合計申請額の88%を占めた。
国別第2位の日本は105件、32億1600万Mドルで、電子電気が9億2500万Mドル、金属加工が8億1900万Mドル、石油製品関連が5億4700万Mドルと、これら3部門が全体の71.3%を占めている。
第3位のドイツは22件、17億3800万Mドルで、12億Mドルの石油製品プロジェクト1件が最大となっている。
第4位の台湾は58件、10億1300万Mドルで、7億1200万Mドルの合成ゴム製造プロジェクト1件が最大。
第5位のシンガポールは144件と、件数では相変わらずトップだが、金額は8億9480万Mドルと、前年比63.8%減少した。基礎金属製品プロジェクトの合計2億1400万Mドルと食品加工プロジェクトの合計1億9700万Mドルだけで全体の46%を占めた。電子電気関連プロジェクトは合計46件6340万Mドルで、小規模のサポート産業プロジェクトが中心になっている。(STAR,NST,MBT,BT:2/17)
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