1998-02-17 ArtNo.13846
◆<馬>SAP、域内売上M$8.4億、今年も30-40%成長
【クアラルンプル】SAP AGの昨年の南アジア太平洋地域売上は前年比70%増の8億4000万Mドルを記録したが、今年も12億Mドル前後に30~40%の成長が見込まれている。
SAPのLes Hayman社長兼CEO(南アジア太平洋地域担当)によれば、金融危機に直面する域内の企業は、ソフトウェア・アプリケーションへの投資を拡大し、生産性の向上やコストの削減を図る見通しで、そのことは同社の売上の急成長に反映されている。SAPのマレーシア子会社は、DRB-Hicom、コンソーシアム・プルカパランBhd、スター・パブリケーションズBhd、UMWトヨタ、ヒューム・インダストリーズ等からの新規受注で、60%の売上増を記録した。
SAPマレーシア幹部によると、今年下半期には12業種の専門的ソルーションを備えたR/3ソフトウェア新バージョン、4.0が発売されることから、同社の市場シェアは更に拡大する見通しだ。このためスタッフも現在の60人から今年末までに85人に増強されると言う。(STAR:2/16)
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