1998-02-17 ArtNo.13842
◆<星>アエロスパシャル、シンガポール企業との提携に関心
【パリ】フランスの航空機メーカー、アエロスパシャルはシンガポール・テクノロジーズ(ST)グループ等のシンガポール企業との提携に強い関心を寄せている。
アエロスパシャルのDenis Verret副社長は、シンガポールとは様々な領域における多くの提携の機会が存在すると語る。それによるとアンチ・タンク/戦闘支援ヘリの“タイガー”もその1つ。目下オーストラリアで試運転中のタイガーは今月24日-3月1日までチャンギ空港で開催される“エーシアン・エアロスペース98”に出展される。
ST傘下のSTエアロスペースは、ユーロコプター(61%)及び中国のCatic(24%)とともに単発軽ヘリ“EC120カラブリ”の開発に15%出資している。Verrent氏によればEC120には、早くも注文が寄せられており、計画を繰り上げて今年から量産が開始される。
外国企業とのパートナーシップはアエロスパシャルのマーケット戦略の一環で、同社の売上の90%がこうしたパートナーシップを通じて実現されていると言う。(BT:2/16)
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