1998-02-16 ArtNo.13830
◆<馬>首相、ASEAN共通の電子取引フレームワーク構築提案
【クアラルンプル】マハティール首相は13日、急成長するエレクトロニク・コマース領域への進出でASEAN各国が共通のアプローチを採用すべきであると提案した。
首相が13日催された“アジアにおけるエレクトロニク・コミュニティーに関する経済学者の円卓会議”の開幕式の席上語ったところによると、こうしたフレームワークは、Eコマースの成長を促すASEANのポジションを確立するための話し合いの基礎になる。
インターネットは商取引の有効な道管たり得ることが立証されており、1996年のネット・コマースの取引額は12億米ドルだったが、2005年には1860億米ドルに達するものと予想されている。各国政府はサイバー・ビジネスに関わる金融システムや法律上の問題を把握せねばならず、技術的スタンダード形成の面では国際的な協力が必要とされる。マレーシアはエレクトロニク・ワールドの形成を促す方策を立案するため、他のASEAN諸国やその他の全ての人々との協力を希望していると言う。(NST,STAR,ST,BT,LZ:2/14)
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