SEAnews 1998-02-16 ArtNo.13824

【シンガポール】シンガポールと日本は明日(2/17)、マルチメディア協力協定に調印する。
マー・ボータン運輸通信相に率いられる総勢20人の代表団が15日シンガポールを発ち、4日間の日程で日本に赴いた。
明日はマー運輸通信相と自見庄三郎郵政相が関係協力協定に調印、同協定の下、両国の研究機関は広帯域マルチメディア・アプリケーションを共同開発する。シンガポール側は日本におけるマルチメディア・パイロット・タウンや先端通信システム・モデル・シティーの経験を学ぶことを欲している。シンガポールは目下全島的なマルチメディア・ネットワークの構築を図っており、日本が独自開発した広帯域ネットワークに関心を寄せている。
この他、シンガポール電信局(TAS)は日本郵政省とアジア太平洋地域通信インフラの開発に関わる協定に、国家科学技術局(NSTB)は日本の2研究機関とマルチメディア・バーチャル・ラボ設立に関する協定に、シンガポール放送管理局(SBA)は日本郵政省とデジタル放送に関わる協定に、シンガポールの5研究機関は日本通信研究所と通信関連の協定に、それぞれ調印する。(ST,LZ:2/15)