1998-02-12 ArtNo.13783
◆<馬>GM、プロトンへの出資に関心
【クアラルンプル】米国の自動車メーカー、ジェネラル・モーターズ・コープ(GM)は、マレーシアの国産車メーカー、プルサハアン・オートモビル・ナシオナルBhd(プロトン)への資本参加に強い関心を表明している。
GMのムスタファ氏(チーフ・エコノミック・スペシャリスト)がマレー語紙ブリタ・ハリアンに語ったところによれば、プロトンへの出資は韓国自動車メーカーへの出資以上に魅力が有る。何故ならプロトンの生産能力は需要に見合っている。これに反して韓国の自動車メーカーは設備過剰に直面している。
プロトンのような小規模メーカーが国際市場に進出する際は、大手企業の支援を必要とする。国際自動車市場は不安定で時には需要が30%も減退するが、中小自動車メーカーは、これほどの変動には耐えられない。
GMは37%出資するいすゞを通じて既にマレーシアのトラック/バス市場の20%のシェアを握っている。
アジアを襲った金融危機の影響を受け、GMはタイにおける自動車プロジェクトのスケジュールを遅らせ、投資額も5億米ドルに縮小した。域内における他の拡張計画にも調整を加えているが、2005年までにアジアにおける市場シェアを現在の倍の10%に拡大する目標は変えていないと言う。(ST,BT,LZ:2/11)
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