1995-04-25 ArtNo.1375
◆<星>多国籍企業、不動産ブームに乗じ手持ち不動産を現金化
【シンガポール】少なからぬ多国籍企業が長期にわたって所有してきた宅地を売却、高額な収益を上げている。
最近の例ではフォード・アベニューのグッド・クラス・バンガローを売りに出したチェイス・マンハッタン・バンクとオーチャード・ロード近くのクレイモア・コンドミニアムを手放す東急が上げられるが、過去2年間に多国籍企業10社以上がオーチャード・ロード、ブキティマ、ホランド・ロード周辺の土地付きバンガローを売却している。アナリストは不動産価格が大幅に上昇する中で、1000万~3000万Sドルの資金を管理職の住宅に固定し、中核ビジネスに利用しないのは、バカげており、今後こうしたケースは更に増えるものと予想している。(ST:4/24)
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