1998-02-09 ArtNo.13743
◆<印度>Maruti会長、スズキ側取締役の姿勢を賞賛
【ニューデリー】Maruti Udyog Ltd(MUL)の人事を巡り国際仲裁廷におけるスズキとの紛争の最中にあるインド政府は6日、前日に催されたMUL取締役会の成功をスズキ側取締役の功労に帰し、歩み寄りの姿勢を見せた。
MULのプラビル・セングプタ会長は、今回の取締役会では「スズキ側の2人の取締役がMULの利益を優先したことが、問題の解決に少なからず役立った」と語った。「インド政府が勝利したのか」との質問に、セングプタ会長は「勝ち負けは存在しない。スズキ側を含む全ての取締役がMULの利害を第1としたことが、過去2週間に2度にわたり催された取締役会の成功に大いに役立った」と繰り返した。
消息筋によると、取締役会では新モデルに関しても意見が交換されたと言う。(ET:2/7)
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