1998-02-09 ArtNo.13742
◆<馬>中央銀行、法定準備金率を10%に引き下げ
【クアラルンプル】中央銀行は6日、商業銀行、マーチャント・バンク、金融会社の法定準備率(SRR)を、今月16日より預金及びその他の債務総額の13.5%から10%に引き下げると発表した。
法定準備金は無利子で中央銀行に預けられねばならないが、今回のSRRの引き下げにより、銀行体系に140億Mドルの資金が環流することになる。しかしながら中央銀行はインタバーンク市場における直接貸付を縮小するため、SRR引き下げに伴う流動性の膨張は緩和される。インターバンク市場における同行の3カ月もの貸付金利は10%から11%に引き上げられる。同措置により金融機関は生産的部門に対する貸付を拡大することができると言う。(STAR,ST,BT:2/7)
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