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1998-02-09 ArtNo.13735
◆<星>シーゲート、下半期に黒字転換予想
【シンガポール】シーゲト・テクノロジー・インクは事業再編効果と市況の回復により今年下半期には黒字転換ができるものと期待している。
シーゲートは先月、3億米ドルの再編計画の一環として全世界の従業員総数の10%に相当する1万人を整理すると発表したが、ジョウアル・ステッド副社長(国際販売担当)によれば、同再編は今月完了する。同社はシンガポールで1800人、マレーシアで750人、タイで900人を解雇することを明らかにしている。
ステッド氏によれば、黒字転換は同社の再編効果と市況の回復に依存している。ディスク・ドライブ(HDD)市場には極度な供給過剰が生じているが、間もなく市況は回復に転じるものと見られる。少なからぬメーカーの生産削減やウィンドウズ98の発表に伴う刺激効果が、回復に貢献しそうだ。
再編には新製品の発売のタイミングも含まれる。同社の少なからぬキー製品がこの種のタイミングを採り逃した。市況の回復や同社の黒字転換が第3四半期になるか、第4四半期になるかは、明らかでない。
需要そのものは存在するが、問題は余りにも多くのプレーヤーが市場シェアを競ったために、生産能力が需要を上回ってしまったことにある。PC(パソコン)市場にも回復の兆しが見える。欧州市場は極めて健全で、米国市場も悪くない。
アジア通貨危機の同社の営業に対する影響は今のところ極めて小さく、アジア市場の四半期売上の営業額に対する貢献が16%から15%に下降したに過ぎない。とは言えシーゲートは通貨危機に伴う為替差損に6300万米ドルを引き当てている。
ステッド氏はアジア市場におけるこれ以上のシェア縮小を許さぬ方針で、中国、台湾、インドの成長の潜在性に期待している。
通貨危機でSドルは他のアジア諸国通貨に比して高騰したものの、シンガポールからこれ以上製造業務を他の地域に移転する計画はなく、シンガポールは今後も同社の主要な製造拠点であり続けると言う。(BT:2/6)
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